マイクロリーグ大会要綱
1.大会および競技
(1)当大会の名称を「MICRO LEAGUE」(マイクロリーグ)とする。
(2)当大会は、男子16チームによる総当たり方式とし、2月から10月の期間中に開催する。
総当たり戦の結果により上位チームが11月・12月にプレーオフ戦を開催する。
(3)当大会は、最新の「日本バスケットボール協会競技規則」を適用して実施する。一部、ローカルルールを適用する。
(4)試合形式は10分4ピリオド制(流し)で行う。
(5)延長戦[OT]は3分間。再延長はVゴール方式[LS]。
[延長戦[OT]詳細]
4ピリオド終了後に同点の場合は、インターバル1分後に試合時間3分の延長戦を行う。
残り2分止め、得点後も止め、チームファウルは4ピリから継続、タイムアウトは両チーム1回ずつ。
※延長戦[OT]終了後にさらに同点の場合は、インターバル1分後に『ラストショット方式[LS]を行う。
『ラストショット方式[LS]』とは、『先に1点以上決めたチームの勝利とする』方式です。
[再延長[LS]詳細]
時間は無制限(計測しない)とする。24秒計、14秒計のみ計測する。ファウルは4ピリおよび延長から継続。タイムアウトは認められない。交代は認められる。開始はボールポゼッションに従う。
☆[OT]及び[LS]は、レギュラーシーズン及びプレーオフの共通ルールとする。
2.参加資格
(1)選手は18歳以上の男性であること。なお選手が未成年者の場合は保護者の同意が必要となる。
(2)当大会は、プロチーム、都道府県のクラブ連盟所属チーム、および実業団チームは参加不可とする。
(3)当大会は【ハイクラス選手制度】を用いる。
※【ハイクラス選手制度】とは、【プロ、実業団、都道府県クラブ連盟(家庭婦人は除く)、大学リーグに所属している選手をひとくくりに「ハイクラス選手」とし、「ハイクラス選手」は「同時にコートに立てる選手は1人まで」とするもの】。
各試合前スコア記入の際にハイクラス選手を提示(わかるように記入、マーキング)し、相手チーム及び審判・TOに対しても申告することとする。
3.ベンチの制限
(1)ベンチは、役員・スタッフ3名以内、選手15名以内の18名以内とする。
(2)ベンチはオフィシャル席に向かって右側を組み合わせ表の若い番号に記されたチームとする。
(3)選手の行動は審判の権限の下におかれる。
4.ユニフォーム
(1) ユニフォームは0番または00番から99番までの任意の番号とする。また、チームは、色・形共に統一されたユニフォームを着用すること。
(2)着用するユニフォームの濃淡は、組み合わせ表の左側(組み合わせ番号の若い方)に記されたチームが淡色とする。
ただし、トラブル防止のため、ユニフォームは濃淡両方準備すること。
(3)ダブルヘッダーの2戦目以降は、必要があれば事前にチーム間で話し合い、ユニフォームの濃淡を決めてもよい(必ず事前に協会に報告し了解を得ること)。ただし、ベンチは変えないこと。
(4)その他プレイヤーが身に着けているもので、審判がプレイに支障があると認めたものは、その指示に従い速やかに取り外すこと。タトゥー、刺青は露出しないこと。
(5)ビブス・ナンバリングでの出場は認めない。
5.スコアシート (1)スコアシートへの選手記入は前のゲームのハーフタイムまでに行うこと。
(2)氏名(漢字・フルネーム)及び番号を、丁寧に記入すること。
(3)キャプテンにはcapと表記すること。
(4)ハイクラス選手について、虚偽無く正確に申告する。
※スコアシートに氏名及び番号の記載されていない選手は試合出場不可。
6.キャプテン(チーム代表者)
(1)キャプテンはそのチームにおける代表者であり、各チーム必ず1名選出し、事務局にその旨を伝える。事務局からの連絡窓口及びチーム内への周知を担当する。また、試合内外共にチーム全ての責任を負い、どんなときでも礼儀正しく、また丁寧でなければならない。
(2)キャプテンは、そのチームのコート上での代表者である。説明を得たいこと、あるいはぜひ知りたいことがある時は、ボールがデッドでゲームクロックが止められている間なら、審判に尋ねることができる。ただし、どんなときでも礼儀正しく、また丁寧でなければならない。
(3)キャプテンは、ゲーム開始5分前までに、スコアシートに記入されたチーム・メンバーの氏名・番号を確認し、チームのキャプテンおよび最初に出場する5人のプレイヤーをスコアラーに知らせる(スコアシートに記入)。
(4)審判・TO担当や会場準備、会場後片付けの担当となった場合、チーム代表者はチーム全員で行うよう促す役目がある。
(5)チーム状況の変化により、指定された試合及び審判・TOの時間に出席できない等の事態が起こった場合は、遅滞無く事務局に連絡を入れなければならない。
7.チーム審判員
(1)チーム審判員は、そのチームにおける審判を担当する者、又はその者を補佐する者である。各チーム必ず1名選出し、事務局にその旨を伝える。
(2)審判の技術面においても優良でなければならず、どんなときでも礼儀正しく、また丁寧でなければならない。
(3)チーム審判員に任命された者は、適時事務局に対して意見を述べることができる。なお、審判員による会議が開かれる場合には、当該会議に積極的に参加することとする。
(4)チーム代表者と当該審判員は、兼任できないこととする。
8.審判・オフィシャル
(1)審判は、割り当てられた各チームが分担する。また、審判が試合の途中で交代することは認めない。
(2)審判着および笛を必ず持参すること。忘れた場合は事務局から借りること。審判着(1回300円)・笛(1回100円)。
(3)オフィシャルは各チームが分担するが、その原則は次のとおりとする。
ア)2チームで担当する場合は、1チーム3名以上。必ず両チームのキャプテンで打ち合わせをすること。
イ)単独で担当する場合は、1チーム6名以上。
ウ)コートキーパー(モップ作業)も兼ねる。
エ)会場のTO機器や得点板により、随時で必要な人員を確保すること。
(4)審判・オフィシャルへの態度が悪いチームは協会へ報告すること。
9.不正補強(二重登録・虚偽登録)
(1)試合開始前に確認した場合
ア)メンバー表提出完了時は没収試合とする。
イ)メンバー表提出前の時は該当選手を失格させ試合を行う。
(2)試合中および試合終了後に確認した場合、理由の如何を問わず没収試合とする。
(3)この規定に違反した場合、協会にて協議し、処罰することがある。処罰は、一定期間の出場停止、その他とする。
※二重登録とは、同一シーズン中に複数のチームで出場した場合のこと、等を言う。
※虚偽登録とは、ハイクラス選手に該当するにも関わらず、その旨提示及び申告をしなかった場合のこと、等を言う。
10.棄権
(1)年間を通しての大会のため棄権は認めない。
(2)人数が足りない場合は事前に協会に相談すること。
(3)棄権したチームは協会の決定した罰則を受けること。
11.コートの準備および後片づけ
(1)コートの準備は第一試合に関わるすべてのチームで協力して行う。
(2)準備範囲は自チーム側ベンチ・リングの設置とする。オフィシャル席・得点板設置等は両チームで行う。
(3)コートの後片づけは最終試合を行なったチームで協力してベンチ・リング等の片づけとコートの清掃を行う。また、チーム代表者と協会で体育館内(フロア・観客席・ロビー・更衣室等)の点検を行う。
(4)最終試合のオフィシャル担当チームは、オフィシャル用具・得点版等の片付けを行う。
(5)準備・後片づけを怠った場合は協会がこれを確認し、罰則を適用する。
12.その他
(1)各チームは施設内の整理整頓に注意し、清潔・清掃を励行すること。
(2)ゴミは必ず持ち帰ること。
(3)会場の備品・ガラス・ドア・リング・ネット等の破損、タイマー等の故障、ボールの紛失等が起きたら、速やかに協会へ連絡すること。
(4)競技中の怪我については、当協会では責任を負いかねるので、各チームで適切な準備および処置をすること。
(5)貴重品・所有物の管理は各チームが責任をもって管理すること。紛失・破損があっても、協会では一切責任を負わない。
(6)喧嘩・暴力・暴言等の行為は厳禁。
(7)施設内の電源を勝手に使用しないこと。(ビデオカメラ・携帯電話の充電等)
(8)館内での飲酒・喫煙は厳禁。
(9)無気力試合の禁止。
(10)各チームで救急箱を用意すること。
(11)当協会は参加者の氏名および画像・動画を公式ホームページ/ブログ/Facebookなどwebに掲載する権利を有するものする。
13.入れ替えについて
上記大会要綱を守れないチームおよびマナー・モラルを守れないチームは協会の判断により次年度のシーズン参加を認めない。
出場停止のチームが発生した場合、キャンセル待ちの新規チームと入れ替えを行う。
13.施行期日
この大会要綱は、2014(平成26)年1月1日より施行する。
マイクロリーグコンセプト
■Only.1の【草バスケ】大会
埼玉県吉川市バスケットボール協会(Yoshikawa City Basketball Association。以下「YCBA」とする。)は吉川市バスケットボール大会の運営に携わり、皆様に楽しい時間を過ごして頂くこと、そして競技を真剣に取り組んでいただけることを目的に活動しています。
その中で、吉川市という地元、埼玉県という地元、そして近隣市との関係を築きたいと思っております。数あるバスケットボールの大会や運営協会(連盟等)の中でも、YCBAが皆様の中においてOnly.1の大会と位置づけされるよう運営して参ります。
■2013年から新しいYCBAに!
2013年1月よりYCBAは新たな大会として【MICRO LEAGUE(マイクロリーグ)】を開催することを決定いたしました。
■MICRO LEAGUEとは?
マイクロは、ギリシャ語で「小さい」(MIKROS)という意味です。吉川市は県内において規模の小さい市であり、その小さな規模の中でYCBAはバスケットボール大会を運営しております。
しかし、小さい吉川市の小さい大会において、他のどの大会でも表現できない特別な楽しさを提供したいと考え、MICRO LEAGUE発足となりました。 YCBAはコミュニティを1番に重要視して考えており、吉川市や近隣市にて活動するチーム同士の交流を優先事項としています。
小さな規模ながらも深い親交こそが、MICRO LEAGUEの根幹だと考えております。
■MICRO LEAGUEの開催方法
1年間を通したリーグ戦を行います。
2月に開幕し、10月までの総当たり戦(リーグ戦)を行います。16チームの参加を予定していますので、リーグ戦は15試合となります。
1ヶ月に1回、大会があると考えてください。
そして、リーグ戦の結果により11月にプレーオフを開催し、年間王者を決定する方法です。
■MICRO LEAGUEの参加について
参加チームについては、今まで大会に出場しているチームを優先として参加していただきますが、欠員が生じた場合は新規チームの参加も募集しております。
また、一般的な社会人チームとしての線引きを考えておりますので、プロ、実業団、および各都道府県のクラブ連盟に所属しているチームについては、MICRO LEAGUEの参加を不可とします。
さらに、レベルの高騰を防ぐため・一般的なバスケットボールプレーヤーの活躍の場を確保するため、2014年より【ハイクラス選手制度】を採用しました。
※【ハイクラス選手制度】とは、【プロ、実業団、都道府県クラブ連盟(家庭婦人は除く)、大学リーグに所属している選手をひとくくりに「ハイクラス選手」とし、「ハイクラス選手」は「同時にコートに立てる選手は1人まで」とするもの】。
各試合前スコア記入の際にハイクラス選手を提示(わかるように記入、マーキング)し、相手チーム及び審判・TOに対しても申告することとする。
■MICRO LEAGUEの競技方法について
出場されるチームがコート設営・後片付けを行なうことは勿論、審判・オフィシャルについても行い、各チームが競技だけでなく審判等の技術の向上に努めていただく場として開催します。出場されるチームの皆様で協力して運営を行なって参りたいと考えておりますので、ご協力よろしくお願いします。
■協会加入チーム同士の交流
長年の開催により、チーム同士が顔見知りというのは他の大会でもよくあることです。吉川大会においてもそれは同様であり、加入チーム同士でオフシーズンにおける練習試合や交流等を盛んに行っていただければと思います。協会にお問い合わせいただければコネクトは行いますし、大会時に直接チーム代表者とコンタクトを取っていただいても構いません。同じ競技をしているということで、交友関係を拡げる場としてYCBAをご使用いただければ幸いです。
■地元密着型バスケットボールライフ
埼玉県東部地区に位置する吉川市は、とてもバスケットボール活動が盛んであり、地元出身者がこれほど多く出場する大会は他には見られないと自負しております。
多くの地元市民が一箇所に多く集まるという機会ですので、この機会に地元企業等との関連性を強め、街の活性化に繋ぎたいです。
具体的には、スポンサーとしての企業協賛により、大会運営の際のパンフレット配布等の販促行動の実施を行えればと思っております。(大会協賛していただける方を募集しております。)
なお、吉川市バスケットボール協会は平成23年度より吉川市体育協会への加盟をしております。
■常に向上心!
バスケットボールを競技する上で、皆様は常に向上心を持って練習に取組んでいることでしょう。それはYCBAも同じです。皆様により楽しんでいただく為に、今後も試行錯誤を繰り返し、より良い大会となるように精進して参ります。よろしくお願いいたします。
吉川市バスケットボール協会 事務局